みかんと私と時々ヤギさん

お品書き

こんばんは🌠
冷蔵庫の食材を全て使い切るのが特技の私です。
余すことなく、「これとこれを組み合わせたら○○」「これはあと〇〇足すだけで一品になるな」とまるでぷよぷよの如く考えています。
この食材使い切りスキルを履歴書に書きたいぐらいです。

さて、みかんの収穫も残すところあとわずか。
吐く息凍る早朝から「片山」という品種を採っていきます。
丸っこくて皮がブカブカした感じ、なんだかアイスのメロンボールを彷彿とさせます。

クリスマスツリーもビックリな勢いでまんまるなみかんが木にわっさぁあああと成っている、とんでもない状態。
明らかな摘果不足なんですがこういった状況を見るたびに「私の至らぬばかりに…」と夏の摘果作業を思い出して反省していたのですが、農家さんが「いや、自分がここだけ取るって指示だしてたから」と言っていてそこで初めて「そういやぁそんなこと言われたんだった」と気付きました。
んじゃあお互い様だね。
何度も書いてしまうけれど、去年の不作具合は半端なく「今年もカメムシが大量発生してしまったらどうしよう」が念頭にあり、みんなチキって摘果を控えめにしてしまったのでした。

これだけ実を付けたら木はきっとお疲れモードなので来年はどうなるやら、といった感じです。
相当エネルギーを使ったと思います。
夏は相当暑かったしね。
摘果中、向かいの畑のバナナの木を見て「バナナくんは喜んでいるだろうな」と熱中症になりかけながら思ったのを覚えているよ。

採っても採っても~エンドレス~♪と思いながら収穫していると突然「メェ~」と聞こえたので「!?」「気のせい?」と驚いていると再び「メェ~メェ~」と声がするじゃありませんか!
「ここってヤギいるんですか?」と農家さんに尋ねたら「隣の家の人が飼ってるよ」「目的は分からんけど」と言っていました。
動物好きの私。
収獲籠が満タンになったところを見計い、コンテナに置きにいくついでにダッと駆けて見に行く。
するとパンダ柄のヤギと目が合いました。
私・ヤギ「あいつ、何してるんや…」
お互いガン見する我ら。
ヤギは何頭かいたけれどみんなこっちの様子を窺ってメェメェ鳴いていました。
「ヤギがこんなにいるなんて!」とちょっとテンション上がって誰かに話したかったけれど、なんせ周りにおじさんズしかおらず。
みんなヤギなんかどうでもよく、いかに効率的に仕事をこなせるかしか考えていなかったので
「あそこにめっちゃヤギいるよ!」「パンダ柄可愛いんだけど!」「目が合ったんだけど」
と言いたい気持ちをグッと堪えてだまーって仕事に戻ったのでした。

さ、明日は収穫最終日🍊
楽しみながらケガに注意しつつ、フィニッシュしたいです。
明日は女性陣もいるのでヤギのことも話してみようかな。


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